本仕様は、地理情報標準に準拠した平成22年度以降の「測量データ共通フォーマットSIMA(JPGIS版)」に適用するものである。
従来の「SIMA共通フォーマット」はカンマ区切りのテキストフォーマットであり、今後データ項目を拡張する変更を行う際に設計が難しくなり、柔軟に対応することが困難になります。現在の地理情報標準においては、XMLと呼ばれる、柔軟なデータ構造を持つテキスト型のデータ符号化を推奨しております。これにより、UMLなどの人間から見て分かり易いデータ構造設計と簡単に対応付けすることができます。また、単純な構造変更であれば簡単に形式変更をすることができるようになります。ただし、一般に保存時のデータ容量が大きくなります。
従来の「SIMA共通フォーマット」における"測点"、"画地"などは有用な地理情報になります。このため「SIMA(JPGIS版)」は、JPGIS(地理情報標準プロファイル)に準拠したXML形式でデータを記述しています。
地理情報標準プロファイル(JPGIS)Ver2.1付属書8の符号化規則に準拠したSIMA(JPGIS版)データ固有のXMLスキーマの記述ファイル("jsima102.xsd")をダウンロードできます。
Jsima